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お彼岸とは

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ひと雨ごとに、深まる秋を実感する今日この頃です。

本日より秋のお彼岸に入りましたね。

 

お彼岸は雑節のひとつです。
雑節とは中国より伝わった二十四節気(にじゅうしせっき:1年を24等分したもの)、

ご節句(ごせっく:季節の節目の行事)の他に季節の移り変わりを的確に掴むため暦上に定められた日です。

二十四節気は中国の中原を中心とした地域の気候をもとに名づけられており、

日本で体感する気候とは季節感が合わない名称や時期があります。

この事情を補足するため日本の気候風土、主に農作業と照らし合わせた独自の暦日です。

 

お彼岸の期間は春分の日・秋分の日の前後3日間をあわせた7日間を指します。

それぞれ初日を彼岸入り、終日を彼岸明け、春分の日・秋分の日を中日(なかび・ちゅうにち)といいます。

春分の日は自然を讃え生物を慈しむ日とし、秋分の日は祖先を敬い亡くなった人々を偲ぶ日として

国民の祝日に定められています。

今年は彼岸の入りが9月20日、中日が9月23日(秋分の日)、彼岸の明けが9月26日となります。

2018年秋のお彼岸
彼岸入り 中日 彼岸明け
9月20日(木) 9月23日(日)秋分の日 9月26日(水)

仏教ではご先祖様のいる極楽浄土の世界を彼岸(ひがん)、私たちが生きている世界を此岸(しがん)といい、

彼岸は西に位置し、此岸は東に位置するとされています。

春分の日と秋分の日は太陽が真東から登り真西に沈むため、彼岸と此岸が最も通じやすい日と考えられ、

この時期に先祖供養をするようになったそうです。

一般的には中日の前後にお墓参りに行きます。

お彼岸の7日間は中日がご先祖様に感謝する日、前後6日間は人が生きていく上で善悪を判断し

正しい行いができるようになるための6つの行い(六波羅蜜)を1日1つずつ行う期間です。

  六波羅蜜(ろくはらみつ)

  1.分け与える

  2.規律を守る

  3.耐え忍ぶ

  4.努力する

  5.心を安定させる

  6.真実を見る智慧を働かせる

 

 

暑さ寒さも彼岸までという言葉があるように、お彼岸までに残暑は和らぎ凌ぎやすくなります。

今年のお彼岸は雨模様ですが、中日は晴れるそうですのでお墓参りに行かれてはいかがでしょうか?

 

最期のひととき旅立ちでは、ご葬儀の事前相談を承っております。

館内の内覧も随時行っておりますので、雨宿りがてらに是非お立ち寄りくださいませ。

 

旅立ちスタッフ 木田

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