歓喜天
歓喜天は、インド神話に登場する破壊と創造をつかさどるシヴァ神(大自在天)を父に持つ仏さまです。
元は欲望を起こさせて修行者の邪魔をする毘那夜迦という悪神でしたが、十一面観音(十一面観自在菩薩)に諭されて仏教の守護神となりました。
正式な名を「大聖歓喜大自在天」ということから「お聖天さま」とよばれます。
インドでは、財運・福運をもたらすガネーシャ神として信仰されています。
日本では、象の頭をした男女2天が抱き合う姿の仏像が秘仏として祀られ、見ることはできません。
男天がガネーシャ神、女天が十一面観音の化身とされ、「夫婦和合」「子授け」のご利益があるといわれています。
歓喜天の大好物は大根です。
「願いが叶うまで大根を食べません」と願掛けすれば同情して願いを叶えてくれますが、その約束を破ると災いをなす恐ろしい仏さまです。
お供え物のお下がりをいただくことで体内の毒や心の迷いを消すことができます。
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旅立ちスタッフ 島袋