合掌
合掌は手を合わせてお祈りをすることですが、私達は普段、無意識に日々の生活で合掌をしていることがありますよね。
また、葬儀の時にも合掌をしますよね。
そもそも合掌はインドから伝わってきた仏教の作法。
仏教では、右手は仏の世界や清らかなものを、左手は命ある者や不浄なものを表すとされています。
私達が日常、合掌をするときは「ごめんね」、「ありがとう」、「いただきます」などのときに無意識的に合掌することが多いと思います。
インドからアジアへ広がった仏教では、相手に敬意と敵意がないことを示すために合掌する。
アジアで合掌が日常生活でするようになったのは仏教の教えが伝わったことが大きな理由の一つです。
では、葬儀の時の合掌は?
葬儀の時は仏教の儀式なので宗教的な意味を持ちます。右手は仏様、左手は生きている世界の俗世を表します。
手のひらを合わせることで仏さまと一体になり自分の身を清め、故人の極楽浄土への道を祈願できる。
故人に対し向き合い方が明白になり心構えができます。また、生前の感謝を示しお別れのあいさつができる行為が葬儀の合掌です。
何気なく日常で手を合わせたりする合掌、仏教が深く関わっていたんですね。
最期のひととき旅立ちでは、ご葬儀の事前相談、ルーム見学をいつでも承っています。
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最期のひととき旅立ち 中村