樒(しきみ)とは
「樒(しきみ)」は、仏教においてとても重要な植物です。仏教と樒の関係について簡単に説明します。
■ 仏教での用途と意味
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供花(くげ)として使用
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特に西日本を中心に、仏壇や墓前に樒を供える風習があります。
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花ではなく葉を主に供えるのが特徴。
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魔除け・浄化の意味
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有毒であるため、昔から「邪気を払う植物」とされてきました。
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悪霊やけがれを寄せ付けないと信じられています。
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花が長持ちする
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常緑で腐りにくく、枯れにくいため、仏前に供えるのに適しています。
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■ 地域差について
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西日本(近畿、中国、四国など):樒が主流
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東日本(関東など):樒よりも「榊(さかき)」や「生花」を供えることが多い
■ 注意点
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食用不可:全体が有毒なので、誤って口に入れないように注意が必要です。
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ペットにも有害:犬や猫がいる家庭では扱いに注意。
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旅立ちスタッフ 木田