鬼灯のお話。
先日はお盆にご先祖様をお迎えに上がるための
お供えとしての「精霊馬・精霊牛」のことを少しお話いたしました。
お迎えに準備するものはこの他にも
お供えであったりお花であったりと様々ですが
その一つに「鬼灯(ほおずき)」があります。
そろそろスーパーの生花売り場などに切り花や鉢で
売られている頃だと思います。
膨らんだ赤い風船のような姿はとても可愛らしいです。
なぜ「鬼灯」をお盆に用意するのかといいますと
「鬼灯」の赤い実を「提灯の光」に見立てて
ご先祖様が帰路に迷わぬよう照らしてくれるように、という意味合いがあるそうです。
あとは食糧難のときお供えが少なくても
赤い実をつける「鬼灯」に華やかさを求めたとのこと。
実際「鬼灯」はナスの仲間なので、食用もあるそうです。
(余談ですが、妊婦さんは食べてはいけないそうです、、、)
実際は赤い風船の中が本当の実なのですが
表面を剥いてしまうと、いったいなんの実なのか分からなくなります、、、
小さな「鬼灯」ですが、きっとご先祖様には
懐かしく温かいご家族のひかりに見えるのでしょうね。
折り紙で作りました。
「鬼灯」に見えるでしょうか?
最期のひととき旅立ちでは、いつでもご葬儀、ご供養の
ご相談を承っております。
お気軽にお立ち寄りください。
まだまだ暑い日が続きますので
お体には十分にお気を付けください。
旅立ちスタッフ 山岸