袱紗のお話。
お彼岸の三連休でしたが皆さまはどう過ごされましたか?
今日は旧暦の8月15日の十五夜「中秋の名月」ですが
あいにくの曇り空、少し残念ですね。
今日は「袱紗」のお話をいたします。
これは「ふくさ」と読みまして、慶弔時に祝儀袋や不祝儀袋を
包んで持ってきます。
形は小さな風呂敷タイプのものと小物入れのようなポケットタイプの金封袱紗があります。
一つ持っておくと便利なのはポケットタイプで小物入れ付きの金封袱紗です。
一緒に数珠など細かいものも入れておけます。
冠婚葬祭で使うバッグは小さいですからね。
袱紗は慶事と弔事では包み方が変わってきます。
ここでは弔事での袱紗の包み方をご紹介いたします。
ただし、地域などによって変わっている場合もございますので
あくまでも一般的な包み方です。
風呂敷タイプですと、まずは不祝儀袋を広げた袱紗の右寄りに置きます。
右→下→上→左と内側へ向かって袱紗をたたんでいきます。
最後に左側の箸をくるりと巻いて爪を止めたら完成です。
金封袱紗でしたら開く側を左側にして右から袋を入れます。
袱紗の色は、紫やグレーなどの落ち着いた色のものが良いでしょう。
色が明るいものは慶事の際に使うほうが無難ですね。
最近は100円均一などでも簡易袱紗が売っているのですが
やはり一つはきちんとしたものを持って使ったほうが
良いのではないかなぁと個人的には思います。
最期のひととき旅立ちでは
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旅立ちスタッフ 山岸