続・お線香のお話。
強い台風が続けて二つも近づいてきています。
そのせいでしょうか、昨日のさわやかな風とは違い
湿度の高い風が吹いております。
皆さま、台風への備えはしっかりとされているでしょうか?
今日は、昨日のお話の続きです。
お線香をつけるときは仏事が多い。、と書きましたが
本数や点け方がご宗派によって少しづつ違うのをご存知でしょうか?
お線香をつける、と聞きますと思い浮かべますのが
灰の入った線香炉に一本すっと立てて手を合わされるイメージが浮かぶ方が多いと思いますが
ご宗派によって本数やつけかたは異なります
浄土真宗では一本の線香を二つに折って、火をつけたほうを左側に寝かせて置きます。
天台宗、真言宗では3本を自分から見て逆三角形になるように立てます。
臨済宗、曹洞宗、日蓮宗、浄土宗では1本を真ん中に立てます。
しかし、参列したご葬儀でのご宗派がわからないときや
お尋ねしたお宅での仏壇のお参りなどで困ったときは
ご自分のご宗派でのやり方でも失礼はないかと思います。
慈しむ気持ちには差はございません。
ただし、やってはいけないことがあります。
それはつけた線香の火を息で消すことです。
必ず手で仰いで消してくださいね。
最期のひととき旅立ちでは
事前相談や生前見積もりを受け付けております。
また見学もいつでも受け付けておりますので
お気軽にお尋ねください。
旅立ちスタッフ 山岸