精進落としのお話。
気温は高いですが、湿度も低く良い天気です。
ここぞとばかりに洗濯物を干してから出勤してまいりました。
今日は精進落としについてのお話をしたします。
ご葬儀でなんどか振舞われる食事に「精進落とし」というのがあります。
本来はお身内が亡くなったとき、仏教の教えにそって
49日の忌明けまで肉や魚を断ち、忌明け法要後に普段のお食事に戻すという
喪に付すことから日常への切り替えの役割をしておりました。
最近では、火葬場から戻ってきて初七日法要ののちに
参列してくださったご親族やお勤めをされたお寺様に
感謝とお礼の意味を込めての宴席へと姿を変えつつあります。
お通夜に振舞われるお食事とは違い
ひとりづつに席が設けられ、個別にお膳が用意されます。
内容はお寿司や懐石料などが多いです。
メニューは特に決まりはありませんが鯛や伊勢エビのようなおめでたい感じの
食べ物は避けたほうがいいかもしれません。
もし故人様がお好きだったら用意してもいいかもしれないですが、、、
斎場で行う場合ですと、ご予算に応じてメニューがいくつかあります。
ご自宅ですと仕出しになるかとおもいますが、仕出し屋さんにも
きちんとメニューがございます。
お店でされる場合、特に日本食の飲食店ですと
法要プランというのをやっている所も多いかと思います。
仏教の教えからきている精進落としですが
お身内が亡くなられてからの何日間はきっと
ご遺族ご親族はゆっくりとお食事をとる間もないかもしれません。
ですので、区切りという意味合いもございますが
お食事で少しでも気持ちが落ち着ければいいのではないかなと
私は思っております。
最期のひととき旅立ちでは
ご予算に応じてのご葬儀の相談をいつでも承っております。
いつでもお気軽にどうぞ
寒暖差が日増しに強くなる季節です。
お体には十分気を付けて健やかにお過ごしください
旅立ちスタッフ 山岸