立冬りっとうは季節の変わり目を表す二十四節気のひとつで毎年11月7日頃にあたります（年によって前後する）。

「立」は始まりを意味し、「冬」が立つことで冬の気配が訪れるとされています。

定気法にて太陽黄経が225度の時と定義されており、2024(令和6)年は11月7日に該当します（中央標準時11月7日 7時20分）。

日本や中国の伝統的な暦において、立冬から次の節気「小雪」までの期間を冬の入り口とし、寒さが増していく時期と考えられます。立冬の頃になると晩秋から冬への季節の変化が感じられ、地域によっては紅葉が終わり落葉が進んだり、初霜や初雪の便りが聞かれることもあります。

また、立冬には冬の支度を始めることが多く、昔から「冬支度」「冬囲い」など寒さを迎えるための準備をする節目ともされてきました。