葬儀を行わず、火葬だけで見送ることを火葬式といい、直葬、荼毘葬(だびそう)とも呼ばれています。

祭壇は設けず、立ち会うのは遺族や近親者のみで、葬儀の中では最もシンプルな形式です。

僧侶による読経もなく(依頼すれば読経も可能)、通夜ぶるまいや精進落としもしないので、費用は大幅に抑えられます。

火葬式はシンプルなことが利点ですが、それが遺族にとって後々の後悔にならないとは限りません。

ましてや従来の葬式に慣れた人にとっては物足りなさを感じるでしょう。

故人の遺志の場合は別として、火葬式を行う場合はその点を十分に考え、親戚へもきちんと説明し理解を得ておきましょう。

いくら葬儀をしないといっても、火葬式をするにあたって、さまざまな手配が必要になります。

ご遺体は法律上、死後24時間以内は火葬ができないので、それまでご遺体を安置しておくことになります。

もし自宅への安置が無理な場合は会場を探し、そこにご遺体を搬送しなければなりません。

その他、死亡届の提出や火葬許可証の交付、火葬場の予約など個人で行うには難しいものがあります。

火葬場によっては葬儀社を通さないと受け付けないところもあるので、式をスムーズに執り行うためには葬儀社に依頼するのが無難です。

最期のひととき旅立ちでは、事前相談、お見積りをいつでも承っております。

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旅立ちスタッフ　島袋