火葬場のお話。
先日、兵庫県明石市の市営火葬場が7年以上にわたり
無許可で運営を続けていたことがわかりました。
大幅な建て替えの際には、知事や市長の認可が必要となってくるのですが
それを怠っていたんだとか。。。
ニュースを見た際に、「火葬場の予約は!大丈夫なの!どっか別の所で出来るの!」
と他県のお話なのにすごく心配になってしまいました。
もし、そのせいで火葬場へ向かえないなんてことがあったら、大変です。
ニュースでは運営はそのまま続けていって、早急に申請を出すとやっていたので
ちょっと安心いたしました。
地域とって、大切な施設の一つである「火葬場」です。
日本の火葬の歴史は奈良時代以前からありますが、現在のように控室や休憩室が作られるようになったのは
大正時代ごろから。
しかし飛躍的に施設が充実したのは昭和30年代、石油系燃料の流通調達が順調になったころからです。
いまではコンピューター制御の炉で、建物もモダンで美しいところが増えましたが
今でも江戸中期のころと同じ方法で一昼夜かけてお骨になるのを待つところもあるのだそうです。
台湾では火葬場で発生した炉の熱を再生エネルギーとしたり、イギリスでも温水プールや
暖房の熱に使うことが決まったところも。
日本ではちょっと考えられないぐらい合理的ですね。
しかしそれほどに、火葬場というのは公の施設なのだと思います。
ですので、今回の明石市のニュースは本当に驚きました。
これからは安心してお任せできる施設であってほしいと願っています。
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旅立ちスタッフ 山岸