清め塩のお話。
秋晴れの一日でしたが、どうやらまた
台風が近づいてきているようですね。
皆さま、対策はしっかりとなさってください。
今日は「清め塩」のお話です。
ご葬儀に参列されますと、会葬御礼のお品や礼状の中に小さな袋に入った
「お清め塩」が入っていることがあります。
これは身体を清めるために使うお塩なのですが
本来は神道の教からきております。
神道では人に寄ってくる来た悪いものを払うために塩を使って
清める儀式なのですが、神仏習合(神道と仏教の信仰が合わさって新たな信仰として出来上がったもの)
などでそのあたりが仏教でも塩で清める、といった考えになったのかと思います。
掘り下げるととてもとてもマニアックな話で、民俗学や心理学までにも話が飛ぶので
割愛をいたしますが。。。
この袋に入ったお清め塩の正しい使い方は
帰宅儀、玄関をまたぐ前に、背中、胸、肩と振りかけます。
これでお清めはばっちりです。
自分でやってもいいし、ご家族にしてもらっても大丈夫です。
もしご葬儀の後、職場などに戻る場合も入口でお清めをされるといいでしょう。
ちなみに
この袋に入ったお清め塩は食べることはあまりしないほうがいいそうです。
それでお握り作れるんだろうかと、人に聞いたことがあるのですが
精製してないのでやめたほうがいいのでは?といわれたので
チャレンジしてはいません。
最期のひととき 旅立ちでは
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旅立ちスタッフ 山岸