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死後24時間以内に火葬ができないのはなぜ?

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皆さんは、死亡が確認されたのにも関わらず、奇跡的に息を吹き返したという話を聞いたことがありますか?

今年の2月にもウクライナで死亡確認された女性が10時間後に生き返ったと周りを驚かせた出来事がありました。

また、火葬直前に生き返った男性がいたなど。。。

日本ではあまり聞かないかもしれませんが。

そもそも、日本では亡くなってから24時間以内は基本的に火葬を行うことができません。

「墓地・埋火葬に関する法律」の第3条で、『埋葬又は火葬はほかの法令に別段の定があるものを除く外、死亡又は死産後24時間を経過した後でなければ、これを行ってはならない』

と決まっているためです。

そもそもなぜ法律で決まっているのか

それは蘇生の可能性があった時代の名残です。

現代のように医学が発展していなかった時代には、死亡と診断したものの搬送中や火葬中に蘇生してしまう

、なんてことも。

今の日本の医療技術や医療体制ではまずありえないことですが

制定された昭和23年から残っているだけなんです。

24時間以内に火葬をしてもいい例外もあります。

・妊娠7ヶ月に満たない死産のとき

・感染症での死亡の場合

24時間以内でも火葬・埋葬することが可能です

死産の場合は蘇生の可能性が低いためです

感染症での死亡の場合は蔓延を防止するため極力早く火葬をしなければなりません。

今の新型コロナウイルスもこれにあたりますね。

海外では、たまにある死亡が確認されたのにも関わらず、生き返ったという話、

奇跡のようなお話に聞こえますが、医学的に言ってしまったら奇跡ではないのかもしれませんが

家族や親しい方にとっては、奇跡に感じるんじゃないかと思います。

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