梅雨の由来
今日6月6日は梅の日。
天文14年の6月6日に、京都の加茂神社で葵祭りが行われ、後奈良天皇が神事をされた際に梅が献上された故事があることにちなみ、紀州田辺うめ振興協議会(紀州梅の会)が新暦の
6月6日に梅の日を制定したそうです。
皆さんはなぜ雨がよく降る時期を「梅雨」と言うのかご存じですか?
実は、この梅が関連しているんです。
天正14年の年は晴天が続き雨が全く降らなかったのです。
雨が全く降らないと当たり前ですが作物は育ちませんよね。
そのため、人々は困り後奈良天皇のもとへ。
「加茂神社に詣でて、梅を奉納せよ」との神のご神託があったそうです。
そのお告げ通りに後奈良天皇が梅を奉納したら、たちまち一帯に大雨が降り五穀豊穣をもたらしたそうです。
その惠の雨を、梅を奉納したことにちなみ「梅雨」と呼ぶようになったとされています。
この時期に降る雨は「災いや疫病を除く」、「福を招き入れる」、豊穣を呼び込む梅に感謝するとともに、梅を梅法師と崇め、人々が互いに梅にちなんだものを贈り合うための
縁起のいいものとされています。
なんだか、梅雨にそんな深い話があったなんて考えもしませんでした。
雨ばかり続くのは好きではないですが、美味しい作物が育つには雨も重要な役割ですものね。
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最期のひととき旅立ち 中村