木魚
お葬式でよく目にする「木魚」ですがその役割や意味をご存知でしょうか?
木魚といえば幼い頃の私は「ヒトの頭みたいで気持ち悪いな…」なんて思っていました。
木魚とはみなさんご存知の通りお経を読むときにたたく木製の法具で、元々中国の仏教法具が江戸時代に日本に伝わったものです。
お経を読むときに木魚を打つことで「拍子を取ってリズムを整える」、「精神統一をする」、「眠気を覚ます」などの役割を担っています。魚をモチーフにしているのは「眠っていても目を閉じない魚のように、眠る間も惜しんで修行に励みなさい」という教えからきている説が有力なようです。
また木魚の原型である「魚板」は口に煩悩を表す丸いものをくわえており、魚の背を叩くことで煩悩を吐き出させるという意味合いもあるそうですよ。
お葬式とは直接関係ないお話でしたがひとつの豆知識として知っていただけたらと思います。
最期のひととき旅立ちでは葬儀のご相談、ルーム見学を随時行っております。お気軽にお問い合わせください。
旅立ちスタッフ 園田