春のお彼岸
2021年の春のお彼岸は3月17日から23日の一週間です。
最初の日を彼岸入り、最後の日を彼岸明け、真ん中にあたる春分・秋分を彼岸の中日(ちゅうにち)といいます。
仏教では私達の住む煩悩の多い世界をこちらの岸、三途の川を挟んでご先祖様の霊が住む世界をあちらの岸と考えられており、こちらの岸を此岸(しがん)、あちらの岸を彼岸(ひがん)と言います。
この極楽浄土は西の彼方にあるとされているため、太陽が真西に沈む春分・秋分にお墓参りや先祖供養を行うようになりました。これは仏教にはない習慣で日本独自のものです。
お彼岸の過ごし方
- 仏壇・仏具の掃除
- 供花や菓子、果物などをお供えする
- 朝晩に灯明を灯しお線香をあげる
- お墓のお掃除・お墓参り
- 中日に夕日を拝む(功徳があるといわれているため)
お墓や仏壇のないご家庭も増えていますが、お線香をあげたりお香を焚くなど家庭で出来る範囲で亡くなった方を偲ぶ供養も現代の供養のひとつかもしれません。
最期のひととき旅立ちでは、ご葬儀だけでなく仏壇やお墓に関するご相談も承っております。
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旅立ちスタッフ 木田