数珠のお話。
日中の気温は30度を超えていますが、爽やかな陽気です。
少しづつ秋が近づいてきているようなそんな気がします。
今日は数珠のお話です。
仏式のご葬儀に参列するときは必要となってくるものに一つに
「数珠」がございます。
といいましても、色々な種類がありますので、ご自分の宗派にあったものを
用意するのがよいです。
また、すべての宗派で使用できるものもありますので、参列される
ご葬儀がわからない場合はそちらを使うとよいでしょう。
「数珠」は「念珠」とも言い、持ち主の「お守り」の役目もありますので
貸し借りなどは避けたほうがいいです。
できればご家族お一人お一人に「数珠」があるといいですね。
名古屋では特に女性はお嫁入道具として
水晶や真珠・サンゴでできた二連の白房の数珠を持たせることがあります。
白房の数珠は、ご葬儀やお通夜で使います。
また、色のついた房や色珠の数珠は法要や月参りのときに使うそうです。
名古屋のご葬儀では女性は白房の数珠をお持ちの方が多いです。
ただ、お嫁入り道具の習慣が減ったり
ネットで数珠の通販ができたりと
昨今は事情が変わってきております。
お若い方が色の数珠をお使いでいるのもよく見かけるようになりました。
しかし
ご自分のお身内やご親族のご葬儀の際に、色の数珠を使ってしまいますと
もしかすると、後でご親戚などにお叱りを受けるかもしれません、、、
また「女性の二連白房数珠」は静岡や三重県までいくと
その様な風習はない、とされていますので
静岡や三重から名古屋地域に嫁がれる方は気を付けたほうがいいかもしれません、、、
写真の数珠は私の私物です。
略式数珠といいまして、珠の数が少ないものになります。
数年前に購入したのですが、なぜこんな渋い色合いにしたのか
今では思い出せません、、、
最期のひととき 旅立ちでは
いつでも見学が可能です。
ご葬儀の相談や質問なども受け付けておりますの
お気軽にお立ち寄りください。
早割りチケットのお申し込みもお待ちしております。
カラッとした晩夏が過ぎようとしています。
季節の変わり目ですので、皆様体調には十分お気を付けください。
旅立ちスタッフ 山岸