小雪とはなんですか?
日本には一年間を24分割し、それぞれに季節を表す言葉をつけた二十四節気という言葉があります。
小雪(しょうせつ)は20番目の二十四節気で、わずかな雪が降る頃という意味です。山などに雪がみられる時期ですが、それほど多くないことから小雪と呼ばれるようになりました。江戸時代の暦の解説書「暦便欄」では、小雪の気候を「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也(冷え込むようになってきて雨が雪になって降ってくるから)」と説明しています。
2021年の小雪は11月22日から12月6日です。毎年11月22日頃~12月6日頃にあたりますが、日付が固定されているわけではありません。そのため、小雪といっても小雪に入る日を指す場合と小雪(二十四節気の第20)から大雪(二十四節気の第21)までの約15日間をいう場合があります。二十四節気では小雪の前は冬の兆しがみえてくる頃の「立冬」、小雪の次は山の峰に雪がかぶり平地でも雪が降りだす頃の「大雪」となります。
この時期、昼間はそれほど冷えず春を思わせるような暖かい日を「小春日和」と言います。小春とは春のことではなく、旧暦の10月(今の11月頃)をさし、初冬の穏やかで暖かい気候を春に例えて小春日和と呼ぶようになりました。
最期のひととき旅立ちでは、無料相談を承っておりますのでお気軽にご連絡ください。
旅立ちスタッフ 木田