小満(しょうまん)
日本には一年間を二十四分割し、それぞれに季節を表す言葉をつけた二十四節気という言葉があります。
小満(しょうまん)とは、8番目の二十四節気のことを指します。立夏から数えて15日目頃、5月21日頃から芒種までの期間が小満で2021年は5月21日です。
陽気が良くなり、万物の成長する気が徐々に強くなって天地に満ち始めることから小満といわれています。この頃になると秋に蒔いた麦などの穂が順に育ち、農家が少し一安心できるということから「小満」と呼ぶようになったとも言われています。
ようやく暑さも加わり、麦の穂が育ち山野の草木が実をつけ始めます。紅花が盛んに咲き乱れ、梅の実がなり西日本では走り梅雨がみられる頃。田植えの準備を始める頃でもあります。
本格的な梅雨に入る前のぐずつく天候のことを「走り梅雨」と言い、通常はこの後に晴れた日が続き、その後本格的な梅雨に入ります。
東海地方の梅雨入りは、例年6月6日~6月10日頃です。しかし今年は16日に梅雨入りし、平年だと21日早く昨年と比べると25日早く入りました。気温だけでなく雨で湿度も高くなっていますので、マスクだと暑苦しく感じる頃ですね。外では人との距離が2~3メートル離れているときは、適度にマスクをはずして熱中症にならないようにお気をつけ下さい。
最期のひととき旅立ちでは、ルーム見学を行っていますので、お気軽にお越しください。
旅立ちスタッフ 木田