守り刀
日本では亡くなった人の傍に刀、刃物を置く習慣があります。
なぜ刀を置くのでしょうか。
刀は魔よけの意味があるのですが、何故魔よけを置く必要があるのか、それは昔の背景にさかのぼりますが、現在のように遺体の腐敗が進まないように保冷するなどの技術が昔はありません。
保冷しなければ遺体は腐敗していきます。
昔の人は腐敗する理由なんて理解しておらず、昔の人は遺体が腐敗するのは「悪い気」「魔物」のせいだと考えたそうです。
そのため魔物を避けるために光るものや刃物を置くという風習ができたそうです。
もっよ分かりやすい話が「猫よけ」なのです。
猫は魔の使いとされていたため。猫は光を嫌がるため光を反射するものを魔よけとして使うようになったというのが有力な説だそうです。
色々な説がありますが昔の風習が現在もそのまま残っているのです。
時代背景を知るとなるほどなと思ったりしますね。
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最期のひととき旅立ち 中村