宇宙葬のお話。
冬の雨ですが、予想以上に暖かい一日でした。
週末にはぐっと寒くなるそうですので皆さま、体調にはお気を付けください。
本日は「宇宙葬」についてお話したします。
今朝のNHKのニュースで取り上げられていたのをご存知でしょうか?
宇宙葬といいましても、本当に宇宙で葬儀をするわけではなく
人工衛星やバルーンに遺骨を乗せ、宇宙へ打ち上げる散骨の一つです。
今朝のニュースではアメリカで打ち上げられる人工衛星でした。
とても小さなカプセルに一人ずつ遺骨を入れ、150名ほどの方が
宇宙へと旅立っていきました。そのうち30名が日本人ということです。
人工衛星は軌道に乗ったあと、数か月かけてそれを回り
大気圏に突入して燃え尽きるのだとか。
アプリでいまどこを飛んでいるかを確認ができるため
燃え尽きる瞬間に運が良ければ大切な人の遺骨が
流れ星になる瞬間を見ることができるかもしれません。
散骨に至りましては、墓地埋葬法の「墓地以外に埋葬をしてはいけない」という法律ができた
時代には想定していなかったことで
法律はあるのですが「葬送の一種」として節度をもって問題ないとされています。
ですので散骨といいましても、船で海洋に出るものが主流となっています。
今回の宇宙葬での散骨はアメリカですので
日本の法律は関係がありません。
費用も20万前後ですので、遺族の負担も少ないように感じます。
ただし、アメリカで打ち上げる場合
現地での打ち上げをみることは難しいのではないでしょうか?
中継でみることはできるそうですが、、、
遺骨をどうするか、というのは
たとえ故人様の意思があったとしても
やはり残された遺族の感情が大きく左右するのではないかと
このニュースを見た時に思いました。
最期のひととき旅立ちでは
ご葬儀やご供養の仕方などの
ご相談や事前見積もりなどいつでも承っております。
お気軽にお立ち寄りください。
旅立ちスタッフ 山岸