写真のお話。
台風24号の影響で、静岡の知人のお家周辺は
今朝まで停電をしていたそうです。
やっと復旧したそうですが、また日本列島に新たな台風が。。。
ちょっとでもそれますようにと念を送っている次第です。
今日は「写真」のお話をしたいと思います。
以前のブログで「遺影」のお話をしたかと思いますが
今回はそれも含めて、終活に向けての整理のお話になります。
なぜ終活と写真、いったいどんな関係があるのかといいますと
家族が処分に困る遺品第1位が家族写真と言われているからです。
近頃はカメラはデジタルになりスマートフォンの普及も相まって
殆どの写真はデータとなっているかと思うのですが
50代ぐらい方でしたら、みなフィルムカメラで写真をとって、プリントアウトしたものばかりではないでしょうか。
その写真一枚一枚に、家族の歴史や思い出がいっぱい詰まっているかと思います。
データとは違い、紙の写真はかさばりますし、メーカーによっては100年美しい写真ですと謳ってはいるものの
それはあくまでも保存条件が良かった場合。おまけに古すぎて写真に写っている人達が親族かどうかも
分からない。。。なんてことが多々あります。
そういった場合はやはり処分を考えてるのですが、やっぱりしのびない。。。という場合は
お寺や神社などで供養をしてもらう、という方法があります。
またデジタルデータに変えてしまう、きちんと整理してフォトブックにする、といったように
捨てずにとっておく方法も色々とございます。
最後のお別れの際、お花と一緒に写真をお柩に入れられる方も見えます。
飼っていたペットの写真、先に亡くなったお身内の写真、等々
捨てるのもしのびないし、せっかくならお浄土へ持っていっていただこうと
思われるのでしょうが、ひとつ大切なお約束事がございます。
写真に「生きている方」が映っているものは入れてはいけないと言われております。
やはり一人で旅立つのはさみしいものですから、一緒にお身体がこの世から亡くなる時に
燃えてしまった写真の「生きている方」を呼んでしまう、と言い伝えがございます。
ですので、もし思い出のお写真をお柩へ納める際は、十分にお気を付けください。
最期のひととき 旅立ちでは
ご遺族が望まれるご葬儀の提供をさせていただいております。
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いつでも、見学・事前相談を承っております。
旅立ちスタッフ 山岸