ハロウィンのお話。
今朝の気温は10度ほどでした。つい数週間前までは
まだまだ夏の名残があるなぁと思っていたのですが
秋も終わりに近づいてきています。
本日は「ハロウィン」のお話です。
78年に公開されたジョン・カーペンター監督の「ハロウィン」は
監督自身の出世作とも言われていおり、今年に完全オリジナルで続編が公開されました。
私なんかはこうやってホラー映画と結びつけてしまうのですが
日本でのハロウィンはすっかりバレンタインやクリスマスと同様、国民的なイベントとして
親しまれていますね。
中でも様々な仮装を楽しむイベントが毎年、大いに盛り上がってるようです。
しかし、本当はハロウィンとはいったいどのような日なのでしょうか?
アメリカからやってきた文化、というイメージが強いので
クリスチャンのイベントや祝日だと思われている方が多いようですが
実は全く関係がないものなのです。
元は古代ケルト人が起源の「一年の終わり」を祝うお祭りです。
古代ケルトでは10月31日の夜が一年の終わりで、11月1日が新年と考えており
その時に死者の霊が家族を訪ねてくると考えられており、一緒に悪い精霊や魔女も出てくるので
仮面をかぶり、火を焚いて悪いものを遠ざけようとしたそうです。
たまたまカトリックのクリスチャンの聖人の日とハロウィンの日が重なっていること
プロテスタントは聖人の日がないので単純に祝日としてハロウィンを受け入れたこと
この二つのイメージがあるのでハロウィン=なんかキリスト教のお祭り
みたいなイメージが出来たんだろうなぁと思っています。
あとはもともと、日本人がなんでも受け入れる事のできる人種と文化を持っていることと
死者の霊が尋ねてくる、ということにそれほど違和感を持っていないからではないかと思います。
お盆やお彼岸などでご先祖様が傍にいてくださることを常々時間しているからこそ
受け入れやすかったのかもしれません。
また映画の話になりますが
82年スティーヴン・スピルバーグ監督の「E.T」にもハロウィンのシーンがあります。
思い思いに仮装した子供たちが、夕焼けの中を街へ繰り出す姿がありました。
この映画は日本でも空前のヒット作となり
ハロウィンというイベントを日本に定着させたともいわれています。
カボチャのランタンが有名ですが
私からしますと、カボチャは冬至に食べるもの、というイメージが強いです。
最期のひととき 旅立ちでは
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旅立ちスタッフ 山岸