遺骨をダイヤモンドに加工して供養する方法で『ダイヤモンド葬』とも呼ばれており、お墓の代わりとしてアメリカの企業が始めたサービスです
火葬後の遺骨は、骨壺に入れて自宅などで一定期間安置してから納骨するのが一般的ですが
死生観の変化、供養方法の多様化で遺骨をダイヤモンドに加工(人口宝石)する方法があるんです。
遺骨から作ることができる「人口宝石」は故人を身近に感じられる供養のひとつとして注目されています
一度遺骨をダイヤモンドに加工すると半永久的に宝石として美しい状態を保つことができ、
生きた証をダイヤモンドという形にして肌身離さず持ち運ぶことができます
遺骨をダイヤモンドに加工するには遺骨に含まれる炭素が必要となり加工を依頼する業者によって必要になる遺骨の量が変わります
遺骨だけでは炭素量が足りない場合、故人の髪の毛から炭素を抽出できるので、遺骨のダイヤモンド加工を検討している方は髪の毛も保管しておきましょう
また、東日本と西日本では収骨する量が違うので、加工に必要な遺骨を用意できるのか事前に確認しておくといいかもしれません。
合成ダイヤモンドは厳正な品質検査を経て依頼主の手元に届きます
検査時にカラット数の測量、鑑定を行い合成ダイヤモンドに品質を証明する保証書や鑑定書も発行されます。
また、一般的な宝石と同じように、遺骨ダイヤモンドも希望に合わせたカスタマイズができるので
自分の好みや故人の雰囲気をイメージした世界に一つだけの遺骨ダイヤモンドを制作できるのです。
技術の進歩によって天然のダイヤモンドの輝きに近い合成ダイヤモンドを遺骨から生成することができ
遺骨をダイヤモンドに加工すれば故人を身近に感じられる美しい宝飾品として保管ができます。
しかし遺骨の量が足りない場合は希望に合ったサイズ加工できない可能性や一度ダイヤモンドに加工した
遺骨は元に戻せないので注意しましょう。
また、海外の工場でダイヤモンドを生成し日本の工場でアクセサリーに加工するため手元に届くのに数か月の期間を要すること
特注品で特殊な技術が必要なため、加工内容によってですが相場が約40万~200万円と安価ではないのです。
遺骨ダイヤモンドを制作することで、故人の死から気持ちを切り替えるきっかけになったり
肌身離さず持ち運べ、故人を身近に感じることができるので興味がある方は検討してみるのもいいかもしれませんね。
最期のひととき旅立ちでは、事前相談や館内見学をいつでも無料で承っていますので、お気軽にお問合せください
旅立ちスタッフ 中村