ご焼香のお話。
どうやら台風が上陸しそうです。
皆さま備えは万全でしょうか?
今日は「ご焼香」の話です。
急な悲しみごとの参列、粛々とお式が進む中
ご焼香のやり方がわからずどぎまぎしてしまったことはありませんか?
前の人のを見ればいいや、なんて時の限ってのトップバター
困りますよね。
ご会葬に見えた方が、あまり前のほうの焼香台に近いほうへ
お座りにならないのはこのせいもあるのかしら?と思っています。
昔、ご葬儀コントで「キャッチ、レディ、ファイヤー」なんて不謹慎ですが
分かりやすいものを見たことがあります。
抹香を指でつまんで(キャッチ)額にいただき(セット)炭にくべる(ファイヤー)かと。
このご焼香もきちんと宗派別にお作法がございます。
真宗大谷派・・・2回
浄土真宗本願寺派・・・1回
高田派・・・3回
浄土宗・・・特に決まりはない。
天台宗・・・1回ないし3回
真言宗・・・3回
臨済宗・・・1回
曹洞宗・・・2回、初香で額にいただき、従香ではそのまま
日蓮宗・・・1回もしくは3回
黄檗宗・・・3回
お寺様や地域のしきたりで差はあるかと思いますが、このような感じです。
ただし、ご会葬の方が大変多い場合は1回のご焼香でご案内をすることもあります。
ご自分が信仰しているご宗派のやり方でも大丈夫です。
お気持ちを込めることが一番大切です。
最期のひととき旅立ちでは
ご葬儀のご相談をいつでも承っております。
それ以外にもご葬儀でのマナーや不安な点、疑問点なども
お答えいたしますのでお気軽にお立ち寄りください。
旅立ちスタッフ 山岸