お舎利様
身内の方が亡くなって火葬場で拾骨したことがある方は知っているかもしれませんが拾骨の際に説明を受ける「喉仏の骨」
一般的に喉仏の骨と言われると分かりますよね。
この喉仏の骨、「お舎利様」と言ったりします。
舎利とは、釈迦の遺骨を指したもので、サンスクット語のシャーリラの音写です。
形状が座禅をしている仏様の姿に見えることから呼ばれるようになったそうです。
実際は第二頸椎の骨のことです。
喉仏の骨は軟骨のため、火葬してしまうと消失してしまうことが多いそうで、綺麗に残っている場合は「舎利箱」という箱に綺麗に保管されることがあります。
綺麗に残ることは珍しいそうで、徳を積んだ人、信心深かった人に出ると思われていたそうです。
確かに、祖父の拾骨のとき綺麗に残っていて、仏様が座禅しているような形に見えたなと思い出しました。
あまり経験する機会はないですが、拾骨の経験をするときは、綺麗に残っているか見てみてください。
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最期のひととき旅立ち 中村