お線香のお話。
今年の夏は異常気象で猛暑となりましたが
夏の後半は台風の発生数が以上に多い、、、台風の直撃を免れることを祈るばかりです。
本日は「お線香」のお話をしたいと思います。
元々はインドで生まれそれが中国に伝わり、仏教とともに日本へとやってきた「お線香」
火をつけますとよい香りで心が安らぐようなそんな気持ちになりますが
「お線香」と聞きますとやはり最初に思い浮かべるのは
お仏壇の前やご葬儀のとき、お寺へお参りをした時などの仏事です。
しかし、なぜ「お線香」をあげるのでしょうか?
以前、お通夜後にあるご住職がしてくださったご法話のなかで
「お線香は良い香りがして、煙がたつのか」
というのがありました。
「仏さまに手を合わせる際は、心身ともに清らかではなくてはいけない
その時にお線香をつけると良い香りで心身が清められる
それから亡くなった人は、食べ物だけでなく良い香りもお食事とされる。
これを「食香(しょこう)」といい、とても大切なこと
お線香をつけるとき、亡くなった人を思うであろうが
そのよい香りの先に亡くなった人のその向こうにご先祖様のお姿があることも覚えておいてほしい
よい香りはお浄土を思わせる、その香りで心から手を合わせていただきたい」
とこのようなことをおっしゃられていたのが印象的でした。
よい香りの先に、ご先祖様がいらっしゃる
ご供養というのは慈しむ気持ちなのだなとつくづく思った次第でした。
今は、いろいろな香りのお線香がメーカーさんから発売されています。
先日コーヒーの香りのするお線香の試供品をいただいたので
試してみたのですが、すごく良い香りでした。
ちょっとビターな感じの香りでコーヒー好きなご先祖様にはばっちりだなぁと思いました。
今度はいちごみるくの香りを試してみたいです。
最期のひととき旅立ちでは
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旅立ちスタッフ 山岸